先日、韓国の大学病院にて女の子を出産しました。
日本とは大きく異なる韓国での管理入院、分娩、産後ケアについて
実体験を基にシリーズでお伝えしています。
今回は、分娩準備から分娩開始、そして立ち会い出産の瞬間について。
実際の処置内容を日本との違いも交えながら紹介しています。
分娩準備
前記事に記載の通り、追加の麻酔と同時並行で進んでいた分娩準備。
麻酔追加時に「子宮口がだいぶ開いている!」とのことで
助産師さんや看護師さんが入れ替わり立ち替わり、
部屋に器具を運んだりしていました。
最初から家族分娩室に入室していたため、
分娩もそのまま同じ部屋でできるようになっていました。
(詳細は出産レポ①
韓国出産レポ① 管理入院の流れ・家族分娩室 - じぇーこ🇰🇷日本人夫婦の韓国出産・子育て日記
をご参照ください)
初産だし、なんだかんだここから長いんだろうなあと呑気に考えていたら
「赤ちゃんもう降りてきてます!羊水出てます!」
と言われ、より一層慌ただしくなってきました。
この時点で21時頃。
陣痛が始まったのが18時頃だったので、
まさかの3時間ほどで分娩開始というスピード感!
当初、翌朝か、さらに次の日か、、、と言われていたので
私も病院スタッフさんたちも驚きの早さでした。
まずはいきむ練習をしましょうということで、
陣痛のタイミングで両脇にいる看護師さんの腕を掴み、
「하나,둘,셋!! (ハナ、ドゥル、セッ)」
と、韓国語のいち、にの、さんっのタイミングで
お腹に力を入れるというのを数回やりました。
分娩開始
そうこうしているうちに、
腰のあたりに分娩ドレープ(内診台のカーテンのように、処置が見えないようにするもの)が設置され
よく見る出産シーンのような本格的な光景になっていきました。
自分ではどれくらい分娩が進んでいるのか分からなかったのですが
「もう赤ちゃんの髪の毛が見えている!あと少し!」
と言われて、もうそんなに!?とびっくり。
この時、言われてみれば確かに
赤ちゃんの頭が降りてきている感覚が自分でも分かりました。
立ち会い出産の実際
もう間も無く産まれそう!というタイミングで夫の入室も許可され
ベッドの隣に来てくれました。
夫は医療用のガウン、キャップ、マスクといった完全防備。
その一方で、病院スタッフさんたちはガウン、キャップ、マスクは
しておらずかなり軽装で、日本との違いを感じました。
夫の協力のもと何回かいきんでいると
うぎゃあ〜!!! と産声が。
「…え!?産まれた!?」というのが最初の私の感想(笑)
無痛分娩だったこともあり、完全に出てきた感覚がなく
知らない間に産まれていた!という感じでした(笑)
無事に産まれたということを教えてもらい、
改めて産声を聞いて今まで感じたことのない感動で涙が込み上げてきました。
通訳さん曰く、
まだお腹にいたかったのに〜!というような
意思のある力強い産声でしたね(笑)
とのことでした。
まとめ
いきむ練習などをし始めた分娩開始から、
実際に産まれるまではものの40分!
陣痛開始から出産までは4時間という超スピード出産でした。
後にもらった診断書には「Precipitous labor(急速分娩)」と記載されていました。
医学的には、初産での急速分娩は
・産道の急な拡張による裂傷
・赤ちゃんの呼吸調整が間に合わない
などといったリスクもあるようですが
私の場合は幸いにも、そういったこともなく、
ただただ早く産まれてきてくれて母体のダメージを少なくしてくれました。
妊娠期間からずっと支えてくれた夫も無事に立ち会うことができ、
人生で忘れられない瞬間になりました。
ちなみに、ずっと麻酔の副作用で右足全体が痺れていたので
出産時も右足だけは自分で自由に動かせず
適宜看護師さんに手伝ってもらいました。
そしてさすが韓国、出産直後からすごい早さで
色んな処置と説明が進んでいきました。
出産直後の処置やケアについては次の記事で記載します。
↓出産レポ①はこちらから読めます。