じぇーこ🇰🇷日本人夫婦の韓国出産・子育て日記

〜韓国在住ママが綴る 妊娠・出産・韓国生活のリアル情報発信〜

韓国出産レポ⑨ 産後ケア「座浴」と新生児面会|日本と違う入院生活

先日、韓国の大学病院にて女の子を出産しました。

日本とは大きく異なる韓国での管理入院、分娩、産後ケアについて

実体験を基にシリーズでお伝えしています。

今回は、韓国の伝統的な産後ケアである座浴(좌욕)を中心に、

入院中の赤ちゃんとの面会、新生児のケア内容など

日本とは大きく異なる産後の過ごし方を紹介しています。

座浴

韓国特有の出産後の文化で、わかめスープと並んで有名なのが座浴(좌욕/ sitz bath)。

座浴とは、会陰部(デリケートゾーン)をお湯で温めるケアのことです。

出産でダメージを受けた母体を回復させる目的で行います。

 

効能としては、以下が挙げられます。

・会陰切開部や裂傷部の血行促進

・痛み、違和感の軽減

・悪露の排出促進

・感染予防、清潔保持

・産後のリラックス効果

 

日本ではあまり馴染みがありませんが、

韓国の病院や産後調理院では専用の座浴器が設置されていることも多いです。

 

早速、出産翌日から1日4〜5回の座浴を開始するよう看護師さんに指示されました。

今回の病院では、トイレで使用できる座浴器を売店で購入するよう言われました。

韓国の大学病院売店で購入した、トイレに設置して使う産後用の温浴座浴器

病院売店で購入した、トイレに設置して使う産後用の温浴座浴器

価格は30,000ウォン(約3,300円)でした。

ここに40〜50度ほどのお湯を溜めて、電源を入れます。

ぶくぶくぶく〜っとお湯が循環して、会陰部を温めて洗浄してくれます。

 

初めて座浴をする時は「痛くないかな、滲みないかな」と

怖かったですが、これがめちゃくちゃ気持ちいい!

下半身が温まることで身体中がぽかぽかになり、リラックスできます。

よもぎ蒸しに近いような感じでした。

 

1回の座浴時間はおおよそ10〜15分ほど。

バタバタと慌ただしい出産後ですが、

この10〜15分ぼーっとする時間は精神的にも身体的にもとても助けられました。

 

そして実際、韓国での座浴のおかげ!?か、

麻酔が切れた後の会陰縫合の傷の痛みもかなり軽め!!

様々な先輩ママたちから、会陰切開後の痛みについて

恐ろしい話を聞いていたので、その効果にびっくり。

 

円座クッションも念のため使っていましたが、

なんと数日で卒業できるようになりました。

 

赤ちゃんとの面会

韓国の産後は、とにかく母体の回復が最優先

その考えから産後調理院という文化も根付いていますが、

入院中も特別な事情がない限りは母子別室

赤ちゃんは新生児室で管理されていて、

1日2回(午前と午後で1回ずつ)、ガラス越しでの面会という仕組みでした。

産まれた瞬間に少し触れ合っただけで、

退院まではガラス越しでしか会えないのは正直少し寂しさもありました。

 

ちなみに、授乳も出産翌日にタイミングが合えばチャレンジできる

と言われていたのですが、新生児室から呼ばれることなく…。

後から聞いたら、その日は新生児室の赤ちゃんが多過ぎてそんな余裕はなかった!と言われ

その翌日にはもう退院となってしまいました…。

「できない」という連絡すらない感じ、韓国っぽさを感じました(笑)

 

初めての出産で、すぐに母乳をあげたい!と思っていましたが

翌日にはもう退院して産後調理院で触れ合えるので不満はありつつ自分を納得させました😒

 

新生児室での赤ちゃんのケア

韓国では、出産後の赤ちゃんの標準医療として

・身長、体重、胸囲、頭囲の身体計測

・新生児スクリーニング(先天性代謝異常等)

・ビタミンK2の筋注

・B型肝炎ワクチン

・血液型検査(希望制)

が含まれています。

 

ビタミンK2は日本ではシロップとして飲ませることが一般的ですが、

韓国では出産後に病院で注射で入れてくれるので、お母さんが飲ませる必要がありません。

 

また、B型肝炎ワクチンも日本では生後2ヶ月後からの接種ですが

韓国では出産直後に1回目を接種します。

 

この辺りは日本と韓国の医療制度の違いを感じました。

 

先生の回診

朝の時間、産婦人科の先生と看護師さん、助産師さんが

チームとして回診に来てくれました。

韓国は6〜7割が帝王切開で、

特に、大学病院での出産のためハイリスク妊婦の割合が多く、

わたしのように特に経過に問題がなく、自然分娩というのはかなり珍しいタイプ。

出産後の症状も全然なかったので、先生との会話も本当に一瞬でした(笑)

 

まとめ

韓国ならではの座浴文化は産後の心身の回復にとても効果的でした。

会陰切開と縫合の痛みは産後の体に大きな負担になるため、

日本で出産する場合でも座浴の利用は是非おすすめしたいです!

また、母子別室で、母体の回復が最優先という考え方は、

少し寂しさはありつつも今後の育児のためには有難いものとなりました。

母子共に産後の経過は順調だったため、あっという間に退院となりました。

 

今回、最終回にするつもりが予想以上にボリューミーに…。

次こそ、入院費用や退院手続きの流れなど、

気になるお金と手続き面をまとめて最終回とする予定です!

 

↓出産レポ①はこちらから読めます。

korea-momlife.hatenablog.com